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【長崎大学パスポート】会員限定企画パスポートコンサートvol.4を開催しました

2024年12月15日(日)クリスマスコンサート~音楽という素敵なクリスマスプレゼント~を開催しました。気温も低く小雨が降る中、今回もたくさんの会員とその家族のみなさんにご参加いただきました。

長大パスポート会員限定企画のパスポートコンサートは、スタートから今回でちょうど1年が経ち、4回目を迎えることができました。今回は、応募者多数で抽選を行いました。パスポート会員限定企画も4月から数えて14回目。回数を重ねるごとに応募者が増え、担当として嬉しい限りです。

「音楽という素敵なクリスマスプレゼント」のサブタイトルどおり、子どもだけではなく大人にとってもちょっと早めのクリスマスプレゼントになりました(^^♪

長崎OMURA室内合奏団の4名の方をお迎えして弦楽四重奏によるコンサートの開演で~す🎶
1曲目は、ホーンパイプ/ヘンデル聴きなれた曲でスタートです!!
楽器の紹介がありました。「この楽器知ってる?」「バイオリン!」「これは?」「ビオラ‼」「チェロ!!!」みなさんよく知ってます♪
「弦が何本か知ってる?」「4本!」「じゃぁ弓は・・・」と言って弓の毛をはずして見せてくれたので、みんなびっくり!!弓の毛は馬のしっぽの毛で、約200本だそうです。
バイオリン、ビオラ、チェロの楽器の大きさ比べ、音の高さ比べをしました。「山の音楽家」をそれぞれの楽器で弾いて音の違いを確認し、4つの楽器を合わせて曲を演奏すると、音の違いがよくわかりました。
2曲目は、バロック風「雪」/早川正昭
♪ゆきやこんこ、あられやこんこ~という曲をバロック風にアレンジした曲と言われても・・・と思っていましたが、「バロック風だぁ」と納得!同じ曲とは思えないくらい、アレンジで曲がこんなにも違ってくるんですねぇ。
3曲目は、「四季」から「春 第1楽章」/ウ”ィウ”ァルディ
4つの楽章にはそれぞれ「ソネット」(短い詩)が書いてあります。「春」のソネットを下田さんが読んで、「春が来たのを小鳥が喜んでいるようす、泉が流れているようす、嵐が来るようすなどを想像しながら聴いてくださいね・・」と言われました。そんなことを想像しながら聴くと、曲の感じ方も変わってくるんですね!
4曲目は、ピチカートポルカ/ヨハン・シュトラウス
ピチカートとは弦を指ではじくことによって音を出す演奏技法です。弦のはじき方によって音が変わるそうで、長嶋さんがコツを教えてくれました!とっても軽快な曲で、時には雨音みたいにも聴こえました。
前半最後の曲は、チャルダッシュ/ モンティ
ハンガリー音楽のジャンルのひとつで、みんなで歌ったり踊ったりして楽しめる曲です。この曲は「超絶技巧曲」と言われる曲のひとつで、バイオリンのいろいろな演奏技法が盛り込まれています。
第1バイオリンは、まさに超絶技巧!そして旋律を支える第2バイオリン、ビオラ、チェロ。弓で弾いたり指で弾いたり、テンポが速くなったり遅くなったり、聴きごたえのある曲でした!!
休憩をはさんで後半のスタート(^^♪ 
6曲目は、カントリーロード/ジョン・デンバー
50年以上前にアメリカではやったこの曲は、スタジオジブリ作品「耳をすませば」の主題歌となり、小さな子どもたちにもおなじみの曲です。主旋律の第1バイオリンを支える第2バイオリンやビオラやチェロが奏でる音だけでなく、何より演奏の様子を間近で見ることができてとっても幸せな時間です!
お待ちかねの質問タイム!
Q:♯や♭はどうやって出すんですか? 
A:指を少しずらすだけで音の高さは変わります・・・実演してもらいました!  
Q:一日何時間くらい練習しますか?
A:毎日必ず練習してます。先生に1日休んだら2日分下手になると言われて必ず毎日練習しました。大学の時は8時間くらいはしてたかな。今も、自分の練習&みんなで合わせる練習など、けっこうしてるかな。
Q:なぜ弦楽器を選んだんですか?
A:バイオリン好きのお母さんにレッスンに連れていかれました。3歳から習いました。でも、自分が好きだったから今まで続けられてるんでしょうね。
Q:長崎OMURA室内合奏団は何人くらいいますか?
A:団員は35人です。ビオラは3人います。
Q:どういう思いで演奏していますか?
A:間違えないように一所懸命!(会場の笑)というのは冗談ですが、来てくださったお客様が、聴きに来てよかったなぁ、楽しかったなぁと一人でも思ってもらえるように弾いています・・・
丁寧に答えていただいて、ありがとうございました。
7曲目は、ジブリ映画「ハウルの動く城」から、人生のメリーゴーランド/久石譲
子どもたちにお馴染みのジブリの曲で、楽しそうに聴いていました♡
8曲目は、プリンク プランク プルンク/アンダーソン
「みんなにお手伝いをお願いします。」と長嶋さんが楽しく面白く指導してくれて、練習にも熱が入ります!手と足を使って、みんなで演奏に参加してたいへん盛り上がりました!(^^♪ 
9曲目は、ジングルベル~サンタが街にやってくる
10曲目は、そりすべり/アンダーソン とクリスマスソングが続きます。
「みなさーん!サンタクロースにプレゼント頼みましたか?」「頼んだ~!」「ドラえもんの〇〇頼んだ―!」私の前に座っていた子が小さな声で「ぼくは〇〇を頼んだんだ」とそっと教えてくれました。プレゼントのことを考えると、みんなワクワクソワソワしていました(*´ω`*)
演奏者のみなさんがクリスマスアイテムを身につけての演奏に、子どもたちのテンションも最高潮!
アンコールは、ラデツキー行進曲/ヨハンシュトラウスⅠ  みなさん手拍子で楽しみました。

今回も楽しい時間を過ごすことができました♪長崎OMURA室内合奏団のみなさん、ありがとうございました!

長崎大学創楽堂は小さなホールですが、コンサートに特化して音響や照明を考えられている音楽専用ホールです。何より演奏者との距離が近く、これほど近いところでプロの演奏が聴ける機会は、めったにありません。手の動きを見ていると誰がどの音を奏でているかがわかるほどです。また、子どもたちが楽しめるよう、演奏者の方は、毎回時間をかけて曲を選んでくださっています。次回のコンサートもどうぞお楽しみに(^^)/

次回のコンサートは3月1日(日)です!

長崎大学パスポートは、長崎大学を知ってもらうために様々なイベントを企画しています。是非会員になってイベントに参加してください。
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