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【長崎大学パスポート】会員限定イベント「長崎BIOPARK探検ツアー」を実施しました🦘

2024年11月16日(土)西海市にある長崎BIOPARKで「BIO PARK探検ツアー」を開催しました。会員およびその家族58名の参加がありました。お天気が心配されましたが、暑くもなく寒くもないちょうどよい気温で、2時間があっという間に過ぎました。

講師は、長崎BIOPARKの学芸員 末竹純さん。普段とは逆の順路を、動物たちの説明を聞きながらアンデス広場まで歩きました。動物の詳しい説明ばかりではなく、毎日動物たちと過ごしている末竹さんだからこそ知っている、動物たちの個性や意外な一面を教えてもらいました。子どもたちばかりではなく大人たちも「へー」「なるほど・・・」と興味深く話を聞いている姿が印象的でした。エサをあげたりバックヤードに入ったりして、12時半に解散しました。
BIO PARK入口でベニコンゴウインコがお出迎え
もうすぐスタートです!
BIOPARK探検ツアーの開始です!ルリコンゴウインコを見てフラワードームに行きます。
さぁ 出発です!!
ベニコンゴウインコ 解説しているのが末竹さん
いよいよカバのモモちゃんのところへ行きます!1994年3月生まれのカバのモモは今年で30歳になりました。日本で初めて人工哺育で育ったカバです。初めは、カバのミルクの成分もわからなかったそうです。陸上で生まれ、人の手によって育てられたモモは、水に入ることも泳ぐこともできませんでした。泳げなければ、「カバ池」へ戻ることができません。飼育員さんの特訓を受け、ようやく2年半後に「カバ池」へ戻り、母親との同居が始まります。6歳の誕生日に、絵本「泳げないカバ・モモ」が出版されました。詳細は、長崎BIO PARKのホームページをご覧ください。
オオカンガルーのところへ移動しました。柵の外にいるのはオス、メス会わせて約30頭。掌にのせたエサを与えます。近くによると意外に大きなカンガルー。はじめはちょっとこわごわでしたが、だんだん慣れてきてみんな楽しそうにエサやり体験をしていました。
次はキリンです。
みづきお母さんと子どものフラハ
お父さんキリン
お父さんキリンの大きさにみんなびっくりです!!
BIOPARKにいるのはアミメキリンという種類です。みづきとフラハの母子、隣の柵にはフラハのお父さんがいました。
末竹さんから質問!「キリンの角は何本でしょう?」答えは3本。成長したオスは5本だそうです。みんな大きなキリンに驚いています。オスのキリンは身長5m!!大きいですね。
ダチョウとシマウマの獣舎へ行きました。間近で見るダチョウの大きいこと!!でも目がとっても可愛い!
ヤマアラシのとげは、持ってみるととても軽い!何と髪の毛と同じ成分で、中は空洞でした。断面も見せてもらいました。大人も子どもも興味津々です。
硬そうですが、とっても柔らかいんです。
ハサミで切って断面を見せてもらいました。
レッサーパンダやアライグマ、ゾウガメ、アカハナグマも見ました。動物たちの詳しい説明を聞きながら進みます。
いよいよマレーバクのバックヤード見学です。とても神経質なので、子どもたちは半分ずつ静かに中に入ります。1人ずつエサ(リンゴ)やり体験をしました。名前を呼ぶとゆっくり近づいてきます。バクの体色はとても不思議です。上半身の色が濃く、真ん中は薄い色、そしてお尻のあたりは濃い色をしています。エサやりに夢中になっていたら、後ろの檻の中にバクがいてビックリ!!表にいる3頭だけじゃなかったんだぁ~。バックヤードに入らなければ知らなかったことでした♪
そして、みんな大好きなどうぶつのところへ! 私は誰でしょう???
答:僕はカピバラ です。
温泉は11月26日(イイフロの日)からです。
最後はブラジルバクです。バックヤード見学の予定でしたが、バックヤードの掃除が間に合わなかったので、エサやり体験だけとなりました。エサはニンジンでした。
アンデス広場に戻り、解散しました!2時間余りのBIOPARK探検ツアーを無事終了することができました! 感想を一部を紹介します。
・飼育員さんのお話で見て回るだけでは知ることができない動物のことを色々学ぶことができてよかった。
・飼育員さんや可愛い動物達のおかげで1年生も飽きる事なく周れました!大好きな危険生物ヤマアラシの棘の中を観察出来た事、カピバラの触覚、バクの食べ方などバイオパークでないと出来ない体験が出来ました!
・餌をやれない動物に餌をやれたことが嬉しかった。
・通常と異なるルートで周るのが新鮮で、先生の解説もわかりやすかった。
ご参加ありがとうございました(^^♪ 案内・説明をしてくださったBIOPARKの末竹さん、ありがとうございました。12月もイベントがあります。是非ホームページでご確認ください。