本講座は、教育学部 鎌田英一郎准教授 による公開講座で今年、4年目の開催となります。
コロナ禍での開催となりましたが、非常に人気の講座で募集締め切り後も、たくさんの方から受講希望のご連絡をいただきました。ありがとうございます。
第1回では、座学のあと、畑へ移動し7種類の野菜の種を播きました。とても小さい種の一粒一粒を大事に播かれている受講者のみなさま。お野菜に対する愛を感じました。
第2回では、鎌田先生の講座に加え、種採り農家を営む竹田氏をお迎えし、伝統野菜の歴史、またそれを繋げていく苦労と喜び、などたくさんの熱いお話をお聞きしました。
第3回はいよいよ収穫です。「早く収穫して~」と言わんばかりに、土から顔をだした真っ赤な長崎赤かぶ、花束ように大きく育った長崎白菜、などを収穫しました。収穫のあとは、種採りに使う野菜を選別し「種を繋いでいく」という一連のプロセスを学びました。収穫した野菜はレストランを営む深田氏をお迎えし実際に調理をしていただきました。感染防止のためリモートによる講座となったことは大変残念ではありましたが、「播く→育てる→収穫→食べる」までを全3回で学べたことは大変よい経験だったことと思います。
今年、収穫した野菜から種をつくり、その種を使って、来年度以降も本講座を開講していく予定です。
添付ファイル:【チラシ】長崎の伝統野菜を作ろう(PDF)