令和3年度ジュニアドクター育成塾全コース集中講義を10月17日(日)に実施しました。
普段は基礎コース・マスターコースに分かれて研究を進めているジュニアドクター育成塾ですが、今回はコースを超えた交流を深めることを目的とし、全コース集中講義を実施しました。
生涯教育センター 岡田佳子准教授の開会の挨拶、事務連絡のあと、アイスブレイクワークショップを行いました。感染防止のため沈黙状態のまま、バースデーリング、後だしじゃんけんを実施いたしました。身振り手振りで受講生同士楽しそうに交流しており、緊張していた子ども達にも笑顔が増え、打ち解けることができました。
次に長崎西高等学校 科学クラブの生徒による研究発表を行いました。地学部、化学部、生物部それぞれ発表いただき、質疑応答ではたくさん質問して理解を深めていました。
午後の部は、工学部 矢澤孝哲教授による相互交流プログラムが行われました。各班に分かれて、空中浮遊ゴマやペーパーホイール実験など様々な課題に協力して取り組んでいました。特に空中浮遊ゴマでは、成功するチームにコツを聞いて、一生懸命取り組んでいました。
次に、岡田 佳子准教授によるワークショップ「レポートを一緒に書こう!」を行いました。基礎コースの受講生は、毎講座後にレポートの提出が必要なため、熱心に聞いていました。今後、科学者として活躍するために大切なことを学んでいました。
7月に実施した開講式でもレポートの書き方を学びましたが、今回の集中講義で再確認できた部分もあったと思いますので、今後講座のレポート作成の際に役立ててくれることと思います。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で夏季合宿が中止となり、なかなか交流する場がなかったのですが、この集中講義で受講生同士交流を深め、今後の活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。
※本事業はJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の支援を受けて実施しております。