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【公開講座】「長崎の伝統野菜を作ろう~種から考える栽培技術~」第2回が終了しました!

こんにちは!
長崎大学生涯教育センタースタッフです。
10/18(水)に、公開講座「長崎の伝統野菜を作ろう~種から考える栽培技術~」第2回の講座を実施しました。
今回は「竹田かたつむり農園」の竹田さんをお招きし、種採り農家としてどのように伝統野菜を栽培されているのか、お話を伺いました。
竹田さんは種の現物や写真を使いながら、伝統野菜の育て方や魅力について教えてくださいました。
特に印象的だったのは、「種は風土、気候、人を記憶する」という言葉。
種は長い年月を経て、その人の好みに変化していくそうです。
また、いい種を残すためには、見た目の良いものだけを選ぶだけではなく、あえて見た目の良くないものも残すとのこと。
「種も人と同じで、多様性があるから子孫を残せる」と教えてくださいました。
受講生のみなさんから好評だったのは「雲仙こぶ高菜物語」と題した手作りの紙芝居!
雲仙こぶ高菜の発祥から、スローフード国際本部より最高位「プレシディオ」に日本で初めて認定された経緯までを、可愛らしいイラストとともに学ぶことができました。
休憩時間にも竹田さんへの質問が飛び交い、伝統野菜について熱心に学ばれる受講生の皆さんの姿がありました。
休憩を挟み、教育学部実習圃場に移動しました。
約1ヵ月前に種をまいた野菜たちはすくすく育っていて、大きな葉を広げていました。
受講生の皆さんは、竹田さんや鎌田先生のアドバイスをもとに間引きと追肥にチャレンジ!
「いい子に育ってね~」と声をかけながら作業されている方もいらっしゃいました。
第3回の講座では、いよいよ収穫!
収穫した中からどの種を残すか選ぶ「母体選抜」にもチャレンジします。

収穫した野菜の食べ比べや調理も予定していて、盛りだくさんの内容です。
次回のコラムもお楽しみ!